日本の経済学者である成田悠輔さんが、現在大炎上しています。
炎上はこのように起きました。
- 2024年3月4日、キリンのCMに出演
- 過去の高齢者への過激発言が問題に
- 一部で”キリン不買運動”の騒ぎで炎上
成田さんの高齢者に対しての思想が炎上の原因みたいですね。
そこで今回は、成田さんの過去の発言について調査しました!
成田悠輔の経歴
成田 悠輔 (なりた ゆうすけ)
生年月日:1985年生まれ
年齢:38歳または39歳(※2024年3月時点)
出身地:東京都
研究分野:経済学、公共政策、因果推論
研究機関:イェール大学
出身校:東京大学大学院、マサチューセッツ工科大学 Ph.D.
アメリカ・イェール大学の助教授、半熟仮想株式会社代表取締役などとして活躍。
YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」内で配信されているビジネストーク番組「Re:Hack(リハック)」では、西村博之(ひろゆき)と共にMCを務めています。
そのなかで成田さんは、独創的な発想と鋭い分析力が話題になっています。
30代前半という若さで世界の名門・イェール大学の助教授に就任した凄い方で、周囲からは天才と評されていますね。
キリンビール「氷結︎®無糖」シリーズの広告で起用し、大炎上
2024年3月4日にキリンビール「氷結︎®無糖」シリーズの広告に起用。
すると、
当時はこの騒動に対し、自身のX(旧Twitter)で気にしていないような投稿をされていました。
しかし、成田さんの広告が取り下げられたことによって、現在は削除されています。
炎上した理由は「集団自決」「集団切腹」という高齢者への過激発言が原因
成田さんは4年ほど前から高齢化社会への対応策として、高齢者の「集団自決」「集団切腹」という、極端ともとれるような言動を繰り返してきました。
これが今になって拡散された形となっています。
知名度が上がり、有名になってきたというのも関係あるでしょう。
過去の発言について、順番に見ていきます!
2019年2月、グロービスが主催した社会保障制度改革のパネル討論での発言
グロービスが主催した社会保障制度改革のパネル討論で、江戸時代中期の書物『葉隠』の「武士道というは死ぬことと見つけたり」という一節を取り上げました。
そこで、高齢化し老害化しないために
集団自決みたいなことをするのがいいんじゃないか。
特に集団切腹みたいなものがするのがいいんじゃないか
と発言しています。
2021年12月、ABEMA Primeで高齢化社会の対応策について発言
ABEMA Prime(アベマ・プライム)でも
僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると思っていて。
結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか…
と言い、続けて
僕はこれを大真面目に言っていて、やっぱり人間は引き際が重要だと思う。
別に物理的な切腹ではなくて、社会的な切腹でもいい。
過去の功績を使って居座り続ける人がいろいろなレイヤーで多すぎる。
これがこの国の明らかな問題
と持論を述べていました。
2022年1月、NewsPicksでの発言
NewsPicks(ニューズピックス)では、スタジオのスライドに“高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい”の文字。
ここでもコミュニケーションが取れない高齢者が重要なポジションを占めている問題を指摘し、
“ちょっとやばい老人達”に対して圧をかけていく
ことが必要だと主張。
また、今後の国論を二分する可能性がある政策課題についても言及。
軍事・防衛の次は、
安楽死の解禁とか、将来的にあり得る話としては安楽死の強制みたいな話も議論に出てくると思う
と発言していました。
この発言に各国のメディアが取り上げ、世界的な炎上に
【日本語訳】
イェール大学の経済学教授は、日本の急速な高齢化社会の負担にどう対処するかについていくつかのアイデアを持っている。「唯一の解決策」は、儀式による割腹を含む高齢者の集団自殺だと同氏は述べた。
先陣を切ったのはアメリカの『ニューヨーク・タイムズ』。
「これ以上ないほど過激」と批判。
続いて同国の『ビジネスインサイダー』『FOXニュース』『ニューヨーク・ポスト』紙。
イギリスの『デイリー・メール』『ザ・テレグラフ』。
その他にもドイツ、ロシア、シンガポール、ベトナム、トルコ、韓国、インドなど各国のメディアが!
この発言に反応したのは、日本というより海外でした。
日本のマスメディアはあくまで”高齢化対策”の持論で終わってたけど、海外ではそうではなかったみたいですね。
ニューヨーク・タイムズの取材で、言動に対して反省していると発言
成田さんは『ニューヨーク・タイムズ』の取材に対して、
日本では、政治、伝統産業、メディア、エンターテイメント、ジャーナリズムの世界で、同じ大物たちが長年にわたって権力を握り続けている
続けて、
集団切腹・集団自決という表現は”抽象的な比喩”であるが、潜在的なネガティブな意味合いについて、もっと注意深くあるべきだった
とし、
反省して、昨年からこの言葉を使うのをやめた
と答えています。
あの発言は “文脈を無視して引用されたもの “と主張
しかし、「集団自決」「集団切腹」というこの二つの言葉は文脈にかかわらず、過激でセンセーショナルな言葉であったことに違いありません!
“抽象的な比喩”として用いることが果たして的確だったのか、疑問の声が多数でした。
X(旧Twitter)で”#キリン不買運動”が勃発
一部のユーザーには成田悠輔のCM起用について怒りの声があり、“#キリン不買運動”のハッシュタグが広まっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事のまとめについては、以下です。
- X(旧Twitter)で「#キリン不買運動」というハッシュタグが出ており騒動に
- 炎上理由は「集団自決」「集団切腹」という高齢者への過激発言が原因
- 各国のメディアが成田悠輔の過激発言を取り上げ、世界的な大炎上に
- 集団切腹・集団自決という表現は”抽象的な比喩”であり反省し、この言葉を使うのをやめた
- あの発言は “文脈を無視して引用されたもの “と主張
成田悠輔の発言には、いわゆる「老害」批判に同調する向きがあります。
一方で、命に序列をつける優生思想につながる、太平洋戦争の沖縄戦で多くの犠牲者を出した「集団自決」の歴史を軽んじているなど批判が多く寄せられているため、自身の影響力と発言には十分気を付けていただきたいところですね!
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